<車の故障・修理>実例集

<故障・修理実例>・・ 電気・補機関係 i1092

2016年9月25日 ワゴンR

*故障名
 エンジンOFF後、ACC(アクセサリー)ランプが消えない

*入庫時状況(赤がポイント)
 帰宅後、エンジンをOFFにしたが ACCランプが消えなく、このままだとバッテリーが上がってしまう。との 心配から修理依頼があった。

*修理詳細
 夜も遅かったので その日は引取だけを行ったが その時はACCランプが消えない症状は出なかった。  次の日、何度もエンジンをON、OFFを繰り返して見ると 1〜2回、確かにお客様の言うようにエンジンOFF時に ACCランプが消えない状態が見られた。そこでディーラーに聞いたり、取説書を読んだりしてみると、今までの エンジンキースイッチシステムとはちょっと違っていることが分かった。この車の「キーレスプッシュスタート システム」の特徴のひとつとして これまでの車ではセレクトレバー「P」と「N」時のみ、エンジンをOFFにすることができたが  この車においては「P」「N」以外でもエンジンOFFができることが分かった。ただし
エンジンスイッチを押すと
 1、LOCK(OFF)
    ↓
 2、ACC(オーディオ)
    ↓ ↑ シフト「P」以外
 3、ON
    ↓  シフトが「P]の時
 1、LOCK(OFF)
シフト「P」の時は3→1へ。 シフト「P」以外の時は3→2に移動する設定になっている。このことより、 今回のエンジンスイッチをプッシュしても「LOCK」にならないで「ACC」になってランプが点いたままになった 原因は
 a、セレクトレバーが完全に「P」になっていなかった
 b、「P」に入っていても何らかの理由(例えばセンサー不良)で認識されなかった。
 c、その他
等が考えられる。このことをお客様に話して様子を見てもらうことにした。その後、3週間以上経つが不具合が再発したとの 連絡はない。

*修理詳細
 様子をみている

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