<車の故障・修理>実例集

<故障・修理実例>・・電気・補機関係 i1007

2007年05月10日(日) ミストラル

フラッシャーユニット

*故障名
 フラッシャー(方向指示器)不良

*入庫時状況(赤がポイント)
 フラッシャーの作動中 しばらくすると時々、点滅しなくなることがある。運転中 非常に危なく感じるので修理して欲しい。との依頼であった。

*修理詳細
 症状を確認すると 確かにフラッシャーが作動しなくなることがあった。左右とも 点滅しなくなるので これはフラッシャーレバースイッチの不具合ではないと考え、 リレーの点検をおこなった。リレー(フラッシャーユニット)はステアリングコラムの 上の方にあり カバーを外さなくても取り外しができた。リレーを分解してみると 基盤のハンダ付け部分に亀裂がはいっている個所が2個あり これがフラッシャー 不良の原因と結論付けた。リレー取替後は正常な状態に戻った。

*修理項目
 フラッシャーユニット(リレー)取替。

*関連記事
○ 方向指示器の点滅回数
 毎分60回以上、120回以下の一定の周期で点滅するものであること。
○ 方向指示器の灯光の色
 灯光の色は橙(だいだい)色であること。・・(レンズの色ではない)
○ この他に「方向指示器の取り付け位置」等が「道路運送車両法の保安基準」で細かく 定められている。

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