＜故障・修理実例＞・・ボディ関係 h1011
2008年5月25日(日） エスティマ エミーナ
- 車名；トヨタ エスティマ
- 年式；H10
- 型式；GF-TCR20G
- エンジン；2TZ ミッション；AT
- 型式指定；07043 類別区分；0627
- 走行；7.2万㌔
- その他；
＊故障名
ドアより異音
＊入庫時状況（赤がポイント）
助手席側のドアガラスを開けた（下がった）状態でドアを閉めると”ガチャ音”がするので
見て欲しい、との依頼があった。
＊修理詳細
”ガチャ音”が確認できたので 助手席ドアの内張りを外して内部を見てみた。音が一瞬ということも
あり、最初はなかなか分からなかったが ドア外側のパネル内にある、断面が「コの字型」をした補強
鉄板が少し浮いているのに気づいた。どうもこの補強鉄板とガラスのスキマがほんのわずかだが狭くなり、
ガラスを下げて閉めたときだけ接触するようだった。（ドア自体に溶接などの補修跡はなかったが 少し
ダメージを受けたような形跡はあったので その時に補強鉄板がわずかに浮いたのかもしれない）
＊修理項目
補強鉄板を修正すると費用がかかるので ボンドで固定する方法を取った。また補強鉄板の表面に
緩衝材を貼り付け、鉄板とガラスが直接接触しないようにした。結果は良好であった。
＊関連記事
ドアパネル補強鉄板の固定と緩衝材貼り付け。