<車の故障・修理>実例集

<故障・修理実例>・・【ステアリング関係】 g1006

2010年7月25日(日) ハイゼット トラック

*故障名
 ハンドルの戻りが弱い

*入庫時状況(赤がポイント)
 車検整備を終え、走行して見ると この車はハンドルを右に切ったあと元に戻しても右方向に 流れて走る傾向があった。また ハンドルを左に切って戻した時は左方向に流れる傾向が あった。どうも ハンドルの戻りにシャキッと感がないように感じられた。(電動パワー ステアリング車)

*修理詳細
実は 以前に仕入れた同じ年式、同じ型式の中古車でやはり同じ症状を経験したことがあり、 その時は今回の症状よりもっと悪く、カーブ走行したあとのステアリングに全然復元力がなく、 左右への車体の流れも不安を感じさせるなど、はっきりとした症状が出ていた。 その車については弊社で「ラック&ピニオン」 を取替えてみたが効果はなかった。そこで 仕入先で修理してもらうことになったが 仕入先でも 原因がわからず、ディーラーさんに見てもらうことになったようだ。しかし ディーラーさんでも はっきりした原因がわからず、結局、その仕入れの話はキャンセルになったことがある。 このトラック特有の傾向なのか、それとも  まだ見つけることができない何らかの原因があるのか、結論を得るには 今後 何台かの車を見る必要があようだ。(車をリフトアップして タイヤに手をかけてハンドルを 回転してみると 他の車より重く感じられた) 尚、お客様は乗り慣れているせいか、特に不安を 感じないとのことだったので 現在はそのままの状態で乗っていただいている。

*修理項目

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