＜故障・修理実例＞・・エンジン【不調】 c2012
2005年10月10日(月） ワゴンＲ
- 車名；スズキ ワゴンＲ
- 年式；H10
- 型式；E-CV21S
- エンジン；F6A ミッション；AT
- 型式指定；07486 類別区分；0366
- 走行；6.7万㌔
- その他；
＊故障名
走行時、加速不良及び息つき
＊入庫時状況（赤がポイント）
走行時、40ｋｍ以降の加速感が以前よりなくなった。また、ときには
息つきのような症状を感じる、ということで修理依頼があった。
症状の確認運転をした結果、確かに加速不足がみられたので点検作業に移った。
まず基本となるプラグを外して燃焼状態をみてみた。プラグの焼け具合はそんなに
悪い状態ではなかったが中心電極に磨耗がみられたので交換することとした。
その他の電気系部品も特に異常は見られなかったので燃料フィルターの詰まりを
点検したが良好な状態であった。
＊修理詳細
基本的な部分の点検で原因らしきものが見つからなかったので 次は可能性の
高いターボをみることにした。異音も白煙も出ていないのだがレーシング時のウェスト
ゲートバルブの動きに違和感が感じられたのでターボＡＳＳＹ交換の方向で進むことに
した。お客様は新品を希望されたが価格を調べてみると１３．４万円もしているので
最終的にはリビルト品（再生修理品）を使うことになり 交換をした。
（取り外したターボのタービンを回したら若干のひっかかりがあった。）
ターボ交換後は本来の加速感にもどった。
＊修理項目
ターボＡＳＳＹ（リンク品）取替
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