<車の故障・修理>実例集

<故障・修理実例>・・エンジン【始動不良】 C1047

2014年5月25日 サンバートラック

*故障名
 エンジンがかからない

*入庫時状況(赤がポイント)
 朝一番、エンジンをかけようとしたがかからない。セルモーターは回っているのだがー。

*修理詳細
 車を引き取り、点検の結果、バッテリー、セルモーターはOKなのだが 外したスパークプラグを 見ると どうもプラグがかぶってしまったようだ。田んぼ用の軽トラックなので あまり走らないことも プラグかぶりの要因と思われ、プラグの掃除でエンジンはかかるようになったが 念のため、他に原因が ないか調べてみた。ディストリビューター内の水入りは無し。点火時期もOK。排気ガス濃度もOKであったが チョークバルブの動きにおかしいところが見られた。エンジン始動、完爆後のチョークの開きが無く、ファースト アイドルが無いためにガソリン供給が過多になり、また エンジンがかからないのでアクセル操作を「パタパタ」 したことでよりプラグの「かぶり状態」が酷くなり、エンジン始動不良に至ったと推察された。完爆後にチョークが 開かなかった原因は チョークに入っている負圧ホース(インテークマニホルド内の負圧を利用)内が詰まっていた ためで 詰まりの原因となった「ワンウェイバルブ?」を取り外してホース内をスルー状態にした。修理後のエンジン かかりは良好となった。

*修理項目
 チョークの負圧ホース詰まり修理

*関連記事

エンジン【始動不良】  実例集に戻る  一覧表に戻る

TOPに戻る