＜故障・修理実例＞・・エンジン関係 【始動不良】 c1038
2012年6月9日 キャリー
- 車名；スズキ キャリートラック
- 年式；H12
- 型式；GD-DB52T
- エンジン；F6A ミッション；MT
- 型式指定； 類別区分；
- 走行；9.6万㌔
- その他；
＊故障名
エンジンが時々かからない
＊入庫時状況（赤がポイント）
何度かエンジンをかけてみたところ エンジンがかからない時は「カチッ音」がなく、セルモーターの
ピニオンギヤが飛び出ていないことが分かった。
＊修理詳細
なぜ？時々なのか調べてみた。セルモーターのマグネットスイッチに入っているＳＴ端子に検電器を当て
（赤色ランプで確認）通電を見たところ ピニオンギヤが飛び出さない時は 赤色ランプが弱々しく点いていた。
通電はあるものの 必要な電流が流れていないことが分かった。どこかの部分で接触不良、または 配線の断線
寸前状態等が考えられた。そこで 一番可能性の高い「イグニッションキースイッチ」（キーシリンダーの後端
にある）を取り替えてみた。取替後、「エンジンが時々かからない」の症状は出なくなった。
＊修理項目
イグニッションキースイッチ取替
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