＜故障・修理実例＞・・エンジン関係【始動不良】 c1019
2008年10月5日(日） アクティトラック
- 車名；ホンダ アクティトラック
- 年式；H 3
- 型式；M-HA4
- エンジン；E07A ミッション；MT
- 型式指定；06477 類別区分；002
- 走行；6.9万㌔
- その他；
＊故障名
エンジン始動不良
＊入庫時状況（赤がポイント）
朝、エンジンをかけようとしたが”かからない”ので見て欲しい、との依頼があった。
＊修理詳細
さっそく出張して様子をみると セルモーターの飛び出しはあるのだが セルモーターに
力がないため エンジン始動に至らないように思えた。そこで工場に引き取り、点検することにした。
バッテリーはＯＫだったので セルモーターを取り外して単体試験を行ったところ、結果は
良好で問題ない状態であった。そこで再び点検すると バッテリーから出ているプラス側の
端子とケーブルの接合部に銅の錆である緑青が発生しているのに気づいた。その緑青を
取り除くと腐食がかなり進み、配線が細くなっているのが認められた。必要な電流量が流れなかった
ため セルモーターの力不足を起こし エンジンの始動不良に至ったものと思われた。
バッテリーケーブルのプラス側端子を取替えた結果、エンジン始動は良好となった。
＊修理項目
バッテリーケーブル端子取替。
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