<車の故障・修理>実例集

<故障・修理実例>・・エンジン【始動不良】 c1015

2008年1月19日(土) ミニキャブトラック

*故障名
 久しぶりに軽トラックのエンジンをかけようとしたがかからない。時々”パーン”という 音もするので見て欲しい、との電話が入った。

*入庫時状況(赤がポイント)
 さっそく出張して点検をしたところ、ディストリビューターのキャップ内部に水が入っていた。 お客様に聞いてみると 車を使用した最後の日は雪とか雨がひどくてかなり水をかぶったことが 分かった。その当日はよかったのだがしばらく車が動かないうちにディストリビューターキャップの 内部に水滴ができ、電気がリークしたためエンジン失火を起こしたものと考えられた。”バーン音”は たぶん”アフターファイヤー”の音と思われる。ディスキャップ内水入りのときによく出る症状で ある。

*修理詳細
 ディストリビューター内の清掃で済む可能性もあったがキャップとローターに磨耗が見られたので 新品に交換することにした。もちろん プラグは脱着、点検、掃除を行った。部品取替え後,エンジンの かかりは良好になった。

*修理項目
 ディストリビューターのキャップとローターの取替。

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