<車の故障・修理>実例集

<故障・修理実例>・・もれ【エンジン関係】 b1009

2007年9月16日(日) サンバーディアス

ラジェータパイプ

*故障名
 エンジン冷却水もれ

*入庫時状況(赤がポイント)
 走行中、エンジンが不調になりエンストを起こしてしまった。再始動しようと思ったが かからないので大至急来て欲しい、との電話があった。さっそく約20キロ先の 現場に車を走らせたが 予想に反してエンジンは問題なくかかった。簡単に点検を行ったところ どうもエンジン冷却水がもれたためオーバーヒートを起こし、エンジン不調に陥り、走行が不能に なった、ものと思えた。故障車を積載車に載せ 工場へ引き取ることにした。

*修理詳細
 車体をリフトアップして洩れ個所の点検を行ったところ 意外と簡単にその個所がわかった。
このスバルサンバーはエンジンは車体の後部に、またラジェータは車体の前部にある、という構造的 特徴を持つが そのために両者をつなぐ長いパイプが車体の下を通っている。このパイプの一部が 腐食のため穴があき(かなり大きい)、水もれ、オーバーヒートを起こしたのであった。 さっそく部品の注文をしたが 問題はオーバーヒートによってエンジン本体に影響がなかったかと いうことである。ただこの状態では走行、確認ができないので せめてスパークプラグの顔を見ようと 思って 取り外したところ ガスケット破損による水入りは認められなかったので一安心をした。ただし プラグ全数にカーボンが付着していた。これは冷却水がなくなったためにチョークが働いたものと 思われ 走行中にエンジンが不調になった一因にもなったようである。プラグは全数掃除をして 元に戻した。ラジェータパイプの交換は燃料タンクを取り外す必要があるなどけっこう時間がかかる。 また今回冷却水内の赤錆がひどかったので事前に「洗浄剤」を使ってきれいに洗った。この車は 「ユーザー車検車」だったのでロングライフクーラントのメンテナンスが十分でなかったようである。 サンバートラックでもこの手の修理を経験しているので 車検の点検時 特に注意を要する個所で ある。修理後の試運転でエンジン本体に異常は見られなかったので納車をした。

*修理項目
 ラジェータパイプ関係、サーモスタット

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